デルの人生探究日記

ちょっと気持ちが軽くなって、へー、これやってみようかな、というヒントが見つかるかもしれないブログ

シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

こんにちは
del(デル)です。
 
ネットで日々繰り返される
匿名でのバッシング
 
なぜ全く関係のない他人の不倫や犯罪に
ここまで労力をかけて叩くことができるんだろう?
 
と不思議な気持ちと
ついそのコメントを読んでしまう自分
その背景を知りたくて読みました。

 

 
オキシトシンという
愛情を感じるホルモンの影響で、
集団に属することで愛や絆を感じる一方、
 
絆を感じるが故に、
集団のルールから逸脱する人を排除しようとする人間の本能
  
集団がある限り
いじめや村八分は発生するのが自然である
ということが
 
具体的なホルモンや脳の働きを元に説明されていて
納得するとともに
学校や会社で生活することは

日々サバイバルである
と戦慄しました。
 
同じく中野信子さんの
「ヒトはいじめをやめられない」も

ヒトは「いじめ」をやめられない (小学館新書)
 


とてもわかりやすく、
衝撃的でしたが、
今回はより身近に感じられる事例が多かったです。
 
戦うことによってこれまで生き延びてきた我々人間は
本来戦うことが好きである。
それはゲームで戦闘ものが人気であることからも明らか。

そこに集団の倫理が加わると
人はいくらでも残虐になれる。 
 
承認欲求が満たされるとドーパミンが放出され、
性行為と同等かそれ以上の快感が得られる。

最も手軽にその欲求を満たすことができるのが
悪人を叩くことであり、
匿名の場合リベンジされるリスクもないので
攻撃性は助長される。
 
人間の本能や性質はよく理解できたけれど、
一人では生きていくことができないこの世の中で
いくつもの集団に属しながら生きていくことも避けられない現代人が
どのように生きていったら良いのか?
の説明が少なかったため
不安だけが増長された感も。
 
ただ、
ルールから外れる人を責めたくなったり
人の不幸を喜んでいることに気づいた時に
不必要に自分を責めるのではなく
 
これが当たり前の人間の性質ではあるけれども
「自分は本当にそうしたいのか?」とメタ認知をし、
思考停止でそちらを選ぶのではなく、
自分の信念で選択をする
というルートが生まれたのを感じました。
 
とても読みやすく
ハッとする内容が多いので
ご興味のある方は是非。