デルの人生探究日記

ちょっと気持ちが軽くなって、へー、これやってみようかな、というヒントが見つかるかもしれないブログ

幡野広志さんの写真集 サイン会へ

こんにちは
del(デル)です。
 
2017年に多発性骨髄腫という血液のガンを発症し、
余命3年と宣告された写真家の幡野広志さんのサイン会に行ってきました。
 
幡野さんの写真はもちろんなのですが、
以前レビューを書いた「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる」を始め、

ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

 

 
wabでの人生相談
「幡野広志の、何でぼくに聞くんだろう」など、

物事の本質をまっすぐに捉え
自分で考えたことを
自分の言葉で語る
その揺るぎなさのファンで、
一度お会いしてみたいと思ったのです。
 
お会いする前に予習、と思って、
幡野さんが特集されていた
「ハートネットTV」を観ていたら、
 
意外にも娘はん(7歳)も隣に座って、
真剣に観始めました。
 
そして
「今学校でガンの本を借りて読んでるの」と。
 
おしりたんていやなぞなぞの本ばかり読んでいると思ったのに
そういう本も読んでいるのか、
とびっくり。
 
 
実際にお会いした幡野さんは、
どんな質問にも
「一般的な当たり障りのない答え」ではなく、
ちゃんと考えて丁寧に答える、
まさにこれまで読んできた文章通り(?)の方でした。
 
たとえば、
私の前の方が、
「写真をうまく撮るにはどうしたらいいですか?」
と質問した時、
「うーん、どうしたらいいんでしょうねぇ。」
とひとしきり考えた後、
 
「その被写体が一番いい状態の時に撮る、
っていうのが意外と大事だと思います。
いつもいい状態というわけではないので」と、
すごく丁寧に答えていたのが印象的でした。
(正確ではないけどこんなニュアンスだったかと)
 
そしてその回答は、
幡野さんのことばに共通している、
 
「How to」ではなく、
「あり方」とか「姿勢」のような、
聞いた人が自分で考える余白を残しているなぁ、と。
 

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幡野さんに描いて頂いた私と娘はん

 

 

写真集は、
海上遺跡
・いただきます、ごちそうさま
・優しい写真
の三部構成になっています。
 
全く生き物が出てこないけれど、
かつてそれを作り上げた人々を感じさせる「海上遺跡」
 
主に死んでいる動物達の「いただきます、ごちそうさま」
(狩猟の様子なので」
 
息子さん、優くんの生命力が満ち溢れている「優しい写真」と、
 
様々な角度から「命」を切り取った写真達が収められています。
 
どの写真も素敵だけど、
やっぱり優くんを撮った写真は、
ファインダーを覗く幡野さんの優しい視線が目に浮かんで、
「優くんのことが大好きだよ」という言葉が聞こえてくるようで、
なんだかあったかくて泣きそうになります。

 

写真集 (Hobonichi Books)

写真集 (Hobonichi Books)

 

 
3月10日まで写真展もやっているようなので、
お時間のある方は是非

www.1101.com