del(デル)の人生探究日記

夫婦関係、子どもの教育、働き方、ファッションなど、人生を楽しむために日々探求し、その気づきを綴っています。

ただの上映会じゃない 〜「カランコエの花」〜

こんにちはこんにちはdel(デル)です。  

 

今年観た映画で間違いなく私の中のトップ5に入る 

kalanchoe-no-hana.com

以前書いたレビュー記事

 

とある高校のクラスで、突然「LGBTについて」の授業が行われたことで、「うちのクラスにもいるのでは?」と生徒達の中に広がる波紋を描いた映画。   

高校生達の会話がものすごくリアルで、心の機微が繊細に描かれていて、とにかく観ている間ずっと心のどこかがチクチク痛んで、でも、 
観ることができて本当によかった。これを観ていなかったら、知らず知らずのうちに、たくさんの人を傷つけていたかもしれない、と思った映画です、  

SNS等で話題になっているものの、上映している映画館が少なく、残念な思いをしている方も多い中、ビッグなお知らせが舞い込んできました。  

なんと、BuzzFeed

www.buzzfeed.com

という記事で話題になった、 

私立桐朋小学校で性の多様性について授業で伝え続けている星野俊樹先生が、 

桐朋学園で上映会を開催とカランコエの花の中川駿監督を始め、 

小学校教員や現役高校生、スクールカウンセラー、大学教員の方々とパネルディスカッションを行うそうです。  

 

しかもなんと参加費500円!!  

 

師走の日曜日の夕方と、なかなか都合をつけにくい日程かもしれませんが、ピンときた方はぜひ。

性教育の重要性について語られることの多くなった昨今、どのように伝えていったらいいのか?きっとたくさんのヒントが得られると思います。  

星野先生のお話もとっても面白いですよ。  
 

以下、星野俊樹先生が作成されたイベント告知文の引用です。 
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<上映会を開くまでのいきさつ>   

映画「カランコエの花」は、LGBTが抱える問題を、当事者ではなく周囲の人々の目線から描き、2017年・第26回レインボー・リール東京のコンペティションでグランプリを受賞した短編作品です。日本全国の映画祭でも数々の賞に輝き、ついに新宿の劇場で一般公開となった際には連日満員の大評判となり、現在(11月)も上映されています。本イベントは、「カランコエの花」を観た、私(星野俊樹)のFacebookでの投稿がきっかけとなって企画された自主上映会です。  
 

------(9/30のFacebookより)  

『昨日、吉祥寺にカランコエの花を観に行った。やっと観れた。観た後は怒りでいっぱいになった。最初は登場人物に対する怒りだとおもっていた。けれど、その怒りは自分自身に対するものだと後になって気づいた。  
 

自分自身の高校時代を思い出す。時代もあったと思うけど、ホモネタは笑いをとれる鉄板ネタで、卒業文集にも「ホモだとおもうやつ」ランキングがあって、そこに自分の名前がのらなかったことに安堵しつつ、書かれてしまった3人の気持ちを思うと怒りと哀しみを感じたことを思いだす。けれども学校に抗議の声はあげなかった。というよりそれが人権侵害だという自覚がなかったから。そして、学校や先生に物申していい権利が自分にあると気付いてもいなかったから。僕も保身のためとはいえ、ホモネタを見て見ぬ振りをし、時には乗っかりマジョリティと一緒に嗤っていたことの罪深さを改めて思う。  
 

あの映画に出てくる登場人物たちを非難する資格など僕にはない。なぜなら、作中で当事者を傷つけた者たちはかつての僕自身でもあるからだ。彼、彼女らは一見加害者のように見えるが、実は傷つき大切なものを喪失してもいる。無知であることは誰も幸せにしないし、罪深いことでしかない。ただただ、痛みの伴う映画だった。この痛みを忘れないようにする。』 ---------  
  

この投稿に対し私の友人たちが反応し、ぜひたくさんの人たちを呼んで上映会をしよう、そしてみんなで感想を語り合おう!という流れとなり、上映会が実施されることとなりました。映画の上映だけでなく、パネルディスカッションも行います。パネラーには、本作品の監督である中川駿氏をはじめ、小学校教員や現役高校生、スクールカウンセラー、大学教員の方々をお呼びし、それぞれの立場からこの映画をどのように観て、どう捉えたのかを語っていただきます。  
 

<イベント概要>  

◆開催日時 2018年12月16日(日)15:20~17:00(受付開始15:00)  

◆会場  桐朋学園 ポロニアホール       

東京都調布市若葉町1-41-1(京王線仙川駅より徒歩5分)  

◆定員  100名(先着順) ※懇親会の定員は40名(先着順) 

◆参加費 500円(当日払い)  
 

<当日の流れ>  

15:00  開場・受付開始  

15:20-15:25  趣旨説明 15:25-16:05 映画上映(約40分)  

16:05-16:15  休憩 16:15-17:00  パネルディスカッション『教育関係者から見たカランコエの花』(約45分)  

17:00  終了 懇親会の案内  
 

上映会終了後、LARGO SENGAWA(飲み放題・3500円)で懇親会を予定しております。上映会に参加していない方の参加もOKです。奮ってご参加ください。 
※お店の予約の関係上、懇親会の申込みは12月7日(金)までとなります。  
 

<パネラー>   

中川駿(なかがわしゅん)   

1987年 石川県生まれ。東京都在住。 大学卒業後、イベントの制作会社にて勤務。その後独立し、イベントディレクターとして活動する傍らで、ニューシネマワークショップにて映画制作を学ぶ。現在はフリーランスのイベント/映像ディレクターとして活動中。監督作品は『time』『尊く厳かな死』『カランコエの花』『UNIFORM』。   

入海英理子(いるみえりこ)   

学校法人自由学園スクールソーシャルソーシャルワーカー。大学卒業後、自立援助ホーム寮母として、非行のある少年少女と暮らす。2008年からの地方自治体のスクールソーシャルワーカーを経て現職。  現役高校生ゲスト 高校での学びの中で、法律によって途上国の発展に寄与することやLGBTの問題に関心を持っている。   

浅井正俊(あさいまさとし)   

公立小学校教員(図画工作科)。1989年東京都江東区生まれの30歳。武蔵野美術大学彫刻学科卒業。その後、一般企業(ブラック)で営業職等を経験後、臨時的任用教員を5年経験し、今年度正規採用。2児の父。   

星野俊樹(ほしのとしき)   

桐朋小学校教諭。1977年生まれで現在は1年生の担任をしている。大学卒業後、出版社で編集者を経て小学校教員となる。多様性に関する教育実践を現在模索中。今までの実践は、BuzzfeedやPaletteの記事で紹介されている。 『あの日の僕や君を救いたかった。「生と性」を小学生に教えた担任の2年間』https://www.buzzfeed.com/jp/rumiyamazaki/life-and-sex-class 『学校で伝える多様な性 -先生と学校づくりを考える』 https://palette.lgbt/articles/19050 『あきらめずに火を灯し続けること。学校で多様性を伝えるほっしーの横顔』 https://palette.lgbt/articles/19187   

渡辺大輔(わたなべだいすけ)   

埼玉大学基盤教育研究センター准教授。専門はセクシュアリティ教育。主な著書に『性の多様性ってなんだろう?』(平凡社、2018年)、『いろいろな性、いろいろな生きかた』(全3巻、監修、ポプラ社、2016年)など。 
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どうしても行けない、という方も、この記事はぜひ読んでみてください。

 

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